ホームページ用のカンタンでかわいいイラストを描いてみませんか?Fireworksの操作方法を覚えよう!「カンタンお絵かき講座 with Fireworks」

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手書き下書きイラストに色をつけたい!

紙に描いた下書きイラストに色を付ける方法をご紹介します。
レイヤーのしくみを覚えて、デジタル塗り絵を楽しみましょう!
レベル
少しカンタン
1)まずは下書きイラストを取り込もう


  すでに取り込んだ画像がある場合はそのファイルを開きます。スキャナーを接続している時は、ツールバー「ファイル」>「スキャナー」から取り込みます。取り込むときは白黒で取り込んでください。

取り込んだイメージの大きさがかなり大きいようでしたら、修正>イメージサイズで全体のイラストを縮小します。

 
2)ノイズを取って、ラインをくっきり強調
 


 取り込んだイラストにノイズがあったり、ラインがはっきりしない時は、イラストを選択してツールバー「エクストラ」>「カラー調整」>「明るさ・コントラスト」で調整します。明るさを上げればノイズがなくなり、コントラストを上げればラインがハッキリします。

今回は、明るさ61・コントラスト30に設定しました。プレビューでみて自分の目で確認しながら調整してください。

 
3)下書きレイヤーは一番上に!
 


 レイヤーを使っていきます。レイヤーとは透明な紙と思ってください。レイヤーを重ね合わせていきます。レイヤーを重ねることで、絵のパーツを扱いやすくできます。また奥行きや深みを持たせることもできます。

 新規レイヤーを作成し(「挿入」>レイヤー)、先ほど取り込んだイラストをそのレイヤーへ入れます。レイヤーパネルで選択&ドラッグすれば移動できます。そのイラストのレイヤーモードを乗算にし、常に一番上にしてください。一番上にしないとラインが見えなくなってしまうので、要注意!

4)下のレイヤーで色塗り開始
 


 今度は色をぬるレイヤーを作成します。先ほど作成した下書きレイヤーの下にくるように作ってください。レイヤーモードは“通常”になっていることを確認し、ブラシツールやペンツールで好きなように色を塗りましょう。

今回は、ラインに沿ってペンツールでなぞり、塗りをグラデーションにしました。

 
5)背景を描いてみる
 


 背景も描いてみましょう。一番下にレイヤーを作成し、そのレイヤーに描くのです。そうすれば、背景画がイラストを隠してしまうことがありません。

水草と波を描きました。波の部分はストロークを“特殊ペン/液体のはね”で水しぶきっぽさを出しました。

レッスンポイントチェック

手描きイラストが苦手な方は、市販のイラスト集から取り入れてみるのはいかがでしょう。また、ペンだけでなく毛筆を使えば、デジタルでは出せない味のあるイラストが描けますヨ!

今回使用したイラストのPNG圧縮ファイルをこちらからダウンロードできるようにしました。中身をみることでレイヤーの仕組みを理解できると思います。

金魚ファイル・ダウンロード(LZH形式・97KB)

 
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