カンタンお絵かき講座 With Fireworks
キャラクターを描いてみよう


基本的なワザの応用編です。以前「おかあさんといっしょ」で流れている栗をテーマにした曲が大好きだったのです。というわけで、栗のキャラクターを作ってみたいと思います。♪びっくり、くりくり〜♪

1)円を描いて栗のシルエット作成


  新規ファイルを作り、楕円ツールで横長の円を描きましょう。ダイレクト選択ツール(白い矢印)を使って、一番上にあるパス(●の部分)を上に持ち上げてください。そして、ALTキーを押しながらパスから出ているハンドルバーをパスの中心へと引っ込めましょう。栗のシルエットに近づくようにしてください。

 
2)ナイフツールで胴体まっぷたつ!
 


 栗のシルエットの形になったら、今度はナイフツールで横に切り、上下にわけます。栗のつやつやした部分とざらざら部分にわける感じです。

次に切った部分はパスが途切れていますので、上のパーツだけつなぎ合わせます。上のパーツを選択した状態でペンツールに切り替え、開いたパス同士をつなぎあわせ、下の部分がカーブするようにパスを調整します。
 
3)栗らしい色に塗る
 


 上下2つのパーツができましたが、それぞれ栗らしい色にします。そのとき、各パーツで塗りのエッジをぼかすと、柔らかくてホノボノとしたタッチになります(対象のパーツを選択し、塗りのコントロールパネルにて「エッジをぼかす」、20くらいにします)。

また、ストロークを「基本・エッジが柔らかい線(丸)」にすると、ラインで全体を引き締めることができます。
 
4)キュートなおめめをつける
 


 キャラクターということで、栗に目をつけます。楕円ツールを使って描きます。今回の目は3つの丸で描きました。大きい白目と黒目、その中に一番白い丸を重ねるのです。

 まず片目から完成させてからコピーペーストにすれば、つりあいのとれた両目になります。

 
5)口をかいて出来上がり!
 


 口を多角形ツールで描きます。オプションパネルで「形状:多角形」「頂点:3」に設定してください。

ちょっと操作に手間取るかもしれませんが、できた三角形のパスを少し形良くいじれば、雰囲気のある口元にできます。ダイレクト選択ツールでパスをいじるときは、ハンドルの操作が大変かもしれません。かたっぽのハンドルだけを動かしたいときは、ALTキー(Windows)を押しながら操作すれば、もう片側のハンドルは動かなくなり、操作しやすくなります。
というわけで栗のキャラクター、マロンちゃんができあがりました。

ちょっと操作に手間取るかもしれませんが、できた三角形のパスを少し形良くいじれば、雰囲気のある口元にできますよ。

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